レーザー溶接機

レーザー溶接機

レーザー加工においてもっともポピュラーになっているのが、やはりレーザー溶接加工ではないでしょうか。現在では自動車の溶接加工の工程では非常に良く見かける光景となっています。ここではレーザー溶接で使用されているレーザーの種類(ファイバーレーザー、YAGレーザー、半導体レーザー)と装置タイプ(装置分岐用光源、ハンディーレーザー溶接装置)で分けてあります。なお掲載は500W以上の製品のみ(半導体レーザーを除く)となっております。
種類 概要・特徴
シングルモードで発振するCWファイバーレーザーを掲載しています。500W以上の製品を掲載していますがメーカーによっては500W未満の製品もラインナップしておりますので必要な際は問い合わせください。
マルチモードで発振するCWファイバーレーザーを掲載しています。500W以上の製品を掲載していますがメーカーによっては500W未満の製品もラインナップしておりますので必要な際は問い合わせください。
シングルモードで発振するパルスファイバーレーザーを掲載しています。CWレーザーに比べ出力は低いですがパルス発振するのでピークパワーで材料を溶かします。シーム溶接などに用いられます。
QCW(疑似連続波)で発振するファイバーレーザーを掲載しています。CWレーザーに比べ点線で溶接を行う事ができるので歪みなどをおさえたい場合に利用されています。
溶接用に特化されたYAGレーザーおよびディスクレーザーを掲載しています。一般的な発振器と比べ分岐装置などが内蔵されているので切断と溶接とに分岐して使うなどマスター光的な役割を持っています。
電気を最も効率的に光に変換できる半導体レーザーを多数内蔵し合波した後にファイバーで出力します。接続されるファイバーのコア径で出力は変わりますが大きな出力のモデルでは数十kWの製品も販売されています。
レーザーにハンディートーチを組み合わせた溶接機です。少量多品種の対応の多い板金加工などで使用されます。TIG等に比べ細かな溶接や盛り上がりの少ないきれいな溶接を行えます。
溶接用光学系には2Dスキャナー、3Dスキャナー、fθレンズ、オンザフライシステム、加工ヘッド、モニタリングシステム、伝送ファイバー、フォーカスレンズ等、レーザー溶接で使用される光学系製品をまとめて掲載しています。