レーザー彫刻機

レーザー彫刻機

通常、彫刻と言えばフライスやNCにエンドミルを取り付けて加工する物でしたが、最近ではレーザー加工機も安くなってきたためレーザー光を使用して彫刻を行うレーザー彫刻が盛んになってきました。レーザー彫刻機はアクセサリーや小物などのギフト製品をはじめ表札や案内板などの深掘りマーキングなどに使用されています。もちろん薄い材料であれば切断も行えます。その他、金属、樹脂、木工、皮革へのレーザー加工が行えます。
種類 概要・特徴
CO2レーザー彫刻機は個人向けの加工所や工房などにもよく設置されています。木工の深掘り加工や紙や皮といった材料の切断などに使用されています。マーカーに比べて速度は遅いですがマーカーより広範囲なエリアを加工可能です。
彫刻機においてもファイバーレーザーを搭載した装置が増加しています。これまでの木工や紙や皮に加え金属系の材料への加工が行えます。マーキング的な利用に加え薄板の切断加工などにも利用されています。
半導体レーザーを搭載することにより小型でコンパクトで20-30万円といった低価格な製品になっており個人で購入できる装置です。速度は速くないですが木工や紙や皮に対して十分な加工が行えるため個人利用には十分です。