レーザー周辺機器

レーザー周辺機器

レーザー発振器を購入して独自でレーザー加工を行う場合には、色々な周辺機器を揃える必要があります。精度の高い加工を行うにはレーザーや光学系を振動から守るために防振台が必要になってきますし、レーザー加工時に発生するデブリなどの加工クズなどを除去するためには集塵機などを使用します。ここではそれらレーザー加工で使用する周辺器を紹介しています。
種類 概要・特徴
精度の高い加工を行うにはレーザーや光学系を振動から守るために防振台が必要になってきます。防振台は除振台とも言われることもあります。通常レーザー発振器を使用する場合は防振台に乗せて、その後、光学系をレイアウトしていきます。もちろんステージなども同じ防振台の上に載せて、それぞれが振動に対して別々の揺れを生じないようにします。防振のための構造やテーブル板の構造の違いからいくつかの組み合わせが可能です。
一般的にレーザー加工を行う場合にワークを動かす際はステージを用います。軸を直行させたXYステージがメジャーですが、最近ではエリア上を自由に動き回るステージやブリッジになったステージなど用途に応じたタイプが選択できるようになっています。また駆動方式もステッピングモーターを使った製品やリニアモーターを使った製品など様々です。またワークを上下させる場合はZ軸ステージやラボジャッキを使用します。
ここでのオプトメカニクスとは光学コンポーネントのことでレンズやミラー、ウインド、フィルターといった光学部品をセットするためのマウントやホルダー、微調整を行うための製品を指しています。オプティカルコンポーネントやオプティカルメカニクスとも呼ばれています。マウントを固定するためのポストやロッド、ベースやブレッドボードをはじめブラケット、レールシステム、メカシャッターまでをカバーしています。
ここで紹介しているロボットは人協調型のロボットです。大きな製品の加工や3D加工の場合はロボットがセットされたレーザー加工装置に使用します。ロボットを使用するメリットとしてはワークの隠れた場所へもレーザー光が照射できるため、ステージに比べ自由度が非常に大きくなります。反面、動きを制御するプログラムは煩雑になります。レーザー用のロボットは光学系を伴ったロボットのため製品には専用のロボットとして製品化された製品もあります。
レーザー加工を行う際、加工くずや加工粉等の粉塵が必ず発生してしまいます。これらの粉塵等を発生源から吸引し、周囲を汚さないようにするするために集塵機は使用されます。 集塵機は作業者の健康と環境保全の役目を果たします。レーザー加工で発生する加工粉塵には一般的な集塵機では対処できないものもあります。そのためレーザー加工時に発生する付着性ヒュームと臭気を同時に除去する専用の集塵機も用意されています。
チラーとは冷却水用のクーラーです。ディスクレーザーの登場により高出力のモデルでも空冷の製品も登場してきましたが、レーザー加工を行う際に使用するレーザー発振器は大抵の場合冷却水を使用します。チラーには冷却能力の違いにより小型の製品から大型の製品まで能力別のラインナップがされています。また、空冷式や循環水冷式、市水冷却式など冷却の方法にもいくつかのタイプがあり、冷却能力と冷却方式で製品を選定します。