「レーザー・コンシェルジェ」オープンにあたって |
インタビュー No.01 |
レーザー・コンシェルジェのサイトをオープンするまでには意外に時間がかかってしまい皆様に長い間お待ちいただく形となってしまいました。今回はこのサイトがオープンするまでの経緯を交えながらこのサイトが目指しているものについてご紹介いたします。
レーザー・コンシェルジェ株式会社 代表取締役 中村昌弘
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みなさま初めましてレーザー・コンシェルジェ株式会社の代表の中村です。
このたびおかげさまで無事レーザー加工支援サイト「レーザー・コンシェルジェ」をオープンすることが出来ました。
「レーザー・コンシェルジェ」はレーザー加工に特化している点が大きな特徴です。
構想から約2年かけてようやく形にすることができこれからはこのサイトを中心にレーザー加工のマーケットを活性化させていきたいと考えております。
そもそもこのサイトをオープンするきっかけは前職でのレーザー業界に対する仕事の取り組みでした。
前職ではUV固体レーザーを拡販することが主な努めでしたが、どうすれば新しいマーケットへレーザー加工の有用性を理解してもらえるか様々な角度から検討実行しました。
その甲斐あってほとんど無名であったレーザーを業界でトップになる商品に育て上げることが出来ました。
もちろんこれは私だけの努力ではなく営業の多大なる努力もあったからこそだと思っております。
チームで仕事することにより大きな成果を残せたのだと思います。
私達のこの経験を生かせばレーザー加工マーケットの活性化もできると思いレーザー・コンシェルジェ株式会社を立ち上げる運びとなりました。
私がレーザー加工のマーケットに属して約20年がたとうとしています。
最初の仕事はエキシマレーザーによるTFT p-Siへの取り組みでした。
現在では半導体マーケットにおいても有名なレーザー加工の一つではありますが産業化すると言うことの厳しさを身をもって体験することが出来ました。
研究開発で「出来る」というのと生産現場で「出来る」という意味は大きく違いその差は皆様が想像する以上の物だと思います。
ましてやレーザー加工は専門性が強く研究者が挫折してしまうことも有ると思います。
せっかくレーザー加工が取り入れられようとしているのに非常に残念なことです。
私達は自分たちの経験を生かしレーザー加工が産業で使われるように私達の持つネットワークをフルに利用し皆様のお力になれればと考えております。
産学協同で進めなくてはbreak through出来ないことも有ると思いますが、もっと直近の問題が現場では起こっています。
どのマーケットにおいても微細化や自動化の要求は高く直ぐに解決していかなくてはなりません。
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私達はそのような直近の問題にも取り組んでいければレーザー加工の活性化につながると考えています。工程に適したレーザーの選定も重要なことですし、システム化するには光学系も重要なキーパーツです。
もちろん私達だけでなくレーザーメーカー、システムメーカー、エンドユーザー、ジョブショップ、研究機関など皆が協力しなくてはレーザー加工マーケットが成長できません。
レーザー加工が一般的な加工として取り入れられてくる時代がこようとしている時に先駆者がその成功に協力しなくてはならないと考えています。レーザー加工の未来のためにみんなで協力してマーケットを活性化していきましょう。
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