特集
- 展示会紹介 Photonics West 2018
2018年1月30日(火)~ 2月1日(木)の 3日間、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコの Moscone Center (モスコーニュ・センター)にてレーザー発振器、レーザー機器、光学部品、オプトコンポーネントなどを一堂に集めた展示会 「SPIE Photonics West 2018」【主催: SPIE/TEL:+1 360 676 3290 】が開催された。
「 SPIE Photonics West 2018 」は、 SPIE(The International Society for Optical Engineering)が主催する展示会で産業用レーザーや加工用レーザー、光学メーカー、研究機器、測定機器が一堂に集まる展示会だ。この展示会はサンフランシスコの ダウンタウンエリアのMoscone Center(モスコーニュ・センター)での開催される。 Moscone Centerは半導体産業の大きな展示会「SEMICON WEST」も開催されるほどの大きな会場で、サンフランシスコ市の中心部にあり非常に便利の良い場所だ。サンフランシスコ国際空港からタクシーで20分ほど。今回の出展者数は1,300社以上となり光学関連産業の関心の高さがうかがえる。同展は毎年行われ、非常に有名で規模の大きな展示会であることから、各メーカーもこの「 SPIE Photonics West 」で新製品を発表するなど注目度の高い展示会となっている。 展示会に訪れる来場者もワールドワイドで各国から新製品や新規参入メーカーを目当てに多くの人が訪れる。アジアからの来場者も多く、日本、中国、韓国、台湾からは特に多くの来場がある。もちろん欧州からの出展および来場者も多く、年々増加している。 不安要素が取り巻く世の中だが、欧米・アジアの経済状況は高値維持。その中での開催となった今回の展示会には多くの関係者が来場し、3日間で23,000人を超える来場者数となり、これで6年続けて来場者数2万人を達成している。多くの関係者が訪れた会場内は商談を行う大きな声が各所で聞かれ大変な盛り上がりとなった。会場内で行われたメーカーによるプレゼンテーションにも多くの聴講者が集まり、熱心に聴講する姿が見られた。発表によっては座りきれない聴講者が集まるプレゼンテーションもあるなど関心の高さがうかがえた。 この展示会では展示されている製品の多くが理化学用・産業用であり、レーザー・コンシェルジェはいつもどおり、レーザー加工という観点でレーザー加工に関連するレーザー発振器、光学機器、測定器などの製品を中心に取材を行ったが今回の展示会は新しい製品や技術が少ない展示会となった。年々新技術や新製品が少なくなり展示会は既存製品のPRの場となっており業界として成熟してしまった感が否めなくなった。
展示ホールとは別にミーティングホールでは各種技術カンファレンスが開催されていた。こちらには多くの技術者が参加しセッションによっては多くの立ち見となったテーマもあった。 開催されたカンファレンスのジャンルは以下の通りで、それぞれのジャンルで関連のあるテーマの各種セッションカンファレンスが行われた。
・BiOS
・OPTO
・LASE
・MOEMS-MEMS
・Green Photonics
展示ホールとは別にミーティングホールでは各種技術カンファレンスが開催されていた。こちらには多くの技術者が参加しセッションによっては多くの立ち見となったテーマもあった。 開催されたカンファレンスのジャンルは以下の通りで、それぞれのジャンルで関連のあるテーマの各種セッションカンファレンスが行われた。
・BiOS
・OPTO
・LASE
・MOEMS-MEMS
・Green Photonics