プロセス道
第1回 はじめに
レーザー加工って難しく考えてしまいますよね。
確かに簡単にはいかないのですがまずは使ってみようという発想が大事だと思います。

■レーザーは魔法のツールではありませんが

レーザープロセスは日々様々なマーケットへ浸透しその拡がりに衰えを見せません。
現状のプロセスをレーザープロセスへ置き換えるだけで大きなメリットを生み出すかもしれません。

そんな可能性のヒントをこのコーナーの中で見つけていただければと思います。
私が経験した中ではレーザーを知っている技術者はレーザーで加工してみようと考える方が多いのですが、レーザーにあまり詳しくない方は難しく考えるのかレーザー加工に挑戦しないことが多いように感じます。

先ずはやってみることも大切なのではないでしょうか?

もちろんレーザーも万能ではありません。
効率よくレーザー加工できることは限られるでしょう。
それぞれの材料に合った波長や繰り返しや出力の最適値が存在します。

もちろんレーザー光を効率良く導くことも大切です。
レーザー加工を考えるにはどんな光でどんな風に加工すれば効率がよいかをコストを考えながら検討する必要があります。



レーザー加工といえばこんな感じでしょうか

微細加工や薄材加工はレーザーの得意分野です
■まずは知ること

このように見えないツールで加工するということは一般の加工を行っている方たちからすれば特別な加工と映ります。

このコーナーではそのように敷居を高く感じる方たちが読んでも可能性を感じることができるコーナーになればと思っております。
そのため机上ではなく現場からの発想で綴っていければと思っております。
レーザー加工が浸透するためにもみんなでがんばりましょう。